このような疑問に、実際に3年以上ダイハツムーヴカスタムLA100Sに乗り、普段の通勤や買い物に使っている筆者がお答えします。
2024年1月第1週目の実燃費



2024年1月第1週目の実燃費は、燃費計の値で14.6キロ/リットル、満タン法の計算では走行距離÷給油量で16.75キロ/ リットルという結果になりました。
平均燃費計の値
14.6キロ/リットルでした。
ちなみに、筆者のムーヴカスタム(ガソリン車、2013年式、排気量660cc、ターボ無し、駆動方式FF、トランスミッションCVT、グレードX)のカタログ燃費はJC08モードで29.0km/lとなっています。
ハイブリッドやエネチャージなどは付いていません。
走行距離と平均燃費計は、前回の満タン給油時にリセットし、今回の満タン給油までの期間の値を示しています。
前回ご報告した2023年12月第3週目の実燃費、燃費計読みで10.8キロ/リットル、満タン法の計算では約12.27キロ/リットルの値よりも、燃費計ベースでは約3.8キロほど燃費が改善しています。
燃費に関する補足としては、常に普段使用する荷物を15キロほど荷室に積み、2名~3名乗車で乗っています。
ターボの有無と駆動方式が同じであれば、ムーヴもムーヴカスタムもほぼ同じ車種ですので、カスタムではないムーヴの実燃費としても参考になるかと思います。
走行した場所や環境
スタッドレスタイヤで走行
2024年1月第1週目は、スタッドレスタイヤを装着して走行しました。
通勤でも使うため、積雪に備えて夏タイヤから履き替えています。
装着したスタッドレスタイヤは、純正サイズのグッドイヤーアイスナビ7で、ホイールは鉄ホイールの中古品を使用しています。
装着して感じたことは、夏タイヤと比べて加速感やコーナリングもそこまで差がなく、あまり変わらないということです。
一般的には、夏タイヤよりもスタッドレスタイヤのほうが転がり抵抗が大きいので、加速感が悪くなったりハンドルが重くなったりすることもあるようです。
夏タイヤ装着時と比べて、スタッドレスタイヤ装着時は多少なりとも燃費で不利になりそうなので、長期間に渡って比較ができればと思っています。
高速道路を走行
2024年1月第1週目は、高速道路を走行しました。
郊外の実家に帰省する用事があったためです。
片道60キロ程の距離を往復し、合計で約120キロの距離を高速道路を使用して移動しました。
高速道路を走行する際は、経済速度の80キロ~90キロを維持し、左車線を淡々と走りました。
途中大きな渋滞もなく、無理な追い越しや急加速・急減速はしていません
3名乗車で荷物も積んでいたので、その点では燃費に不利だったかもしれません。
エアコンはほぼ使用せず
2024年1月第1週目は、エアコンをほとんど使用せず、暖房を使用しました。
2024年になり、朝晩は真冬の冷え込みになってきたので、暖房を使用しています。
オートエアコンの24度設定で暖房を使用しました。
エアコンは機能維持やメンテナンスの為に短時間オンにするのみで、ほとんど使用しませんでした。
あまり長い間エアコンのスイッチを切っていると、コンプレッサーや配管内にガスやオイルが回らないので、エアコンシステムの劣化や故障を招く恐れがあります。
一定速度で走行中など、燃費への影響が少ない時に意識的にエアコンを使用することで、コンプレッサーや配管内にガスとオイルが回り故障を防ぐ効果があります。
また、暖房はメーター内の低水温ランプが消えるまで使用せず、エンジンの暖気を優先させました。
エンジンが暖まってしまえば、暖房はエンジンの排熱を利用するので燃費にはさほど影響しません。