このような疑問に、ハリオ製品を愛用して8年以上になる筆者がお答えします。
ハリオについて
ハリオは、1921年創業の日本の老舗耐熱ガラスメーカーです。
元々はフラスコやビーカーなどの実験道具を作っていましたが、その耐熱ガラスの技術を生かしてコーヒー用品の製造も行っています。
特に、V60ドリッパーシリーズは世界的にも有名で、数多くのカフェで使用され、プロのバリスタ達にも愛用されています。
デザインも特徴的で、他のメーカー(カリタやメリタ)にはないモコモコとした曲線のある姿は、インテリアとしても楽しめます。
筆者は、コーヒーのハンドドリップに使用する道具の全てをハリオで統一して揃えています。
それは、他のメーカーの製品と比較して、ドリップのしやすさやコーヒーの味、製品のコスパが優れていると思うからです。
コーヒーミル・セラミックスリム






コーヒーミル・セラミックスリムは、ハリオのコンパクトサイズの手動ミルです。
構造がシンプルでコンパクト、価格も安く豆も挽きやすいので優秀なミルだと思います。
私はこのミルを7年以上愛用しました。
手動ミルでコーヒー豆を挽くのには、意外と力が要るのですが、このミルはハンドルが長く、本体を手に持ちながらハンドルを回せるので、力が入れやすく豆を挽くのがラクです。
本体がスリムでハンドルも取れるので収納もしやすく、豆を入れる投入口も大きいので豆を入れやすくなっています。
また、投入口のフタは透明なので挽いている豆の残量もよく見え、挽かれた豆も下の透明な容器に溜まるので、どれくらいの量挽けたかも一目で分かります。
挽き加減はダイヤルネジで調整でき、臼はセラミック製となっています。
挽き加減調整ダイヤルを緩めることで簡単に分解ができ、水洗いも可能です。
V60透過ドリッパー・セラミック

V60透過ドリッパー・セラミックは、ハリオのペーパードリップ用のドリッパーです。
世界各地のカフェやバリスタの方々が使用しており、ハリオを代表する製品となっています。
セラミックの他にも様々な素材で造られており、金属やプラスチック、ガラス製のものまであります。
金属やガラスは耐久性も高く良いのですが値段が高く、プラスチックは安いですが、耐久性が低く匂い移りなどの可能性もあります。
私のおすすめはセラミックで、耐久性や匂い移りの面で問題が無いのはもちろん、セラミックは一度温めたら冷めにくいという性質があるので、温度変化を極力抑えるという点でコーヒー抽出に向いています。
欠点としては、セラミックは陶器なので、落としたりすると割れてしまう可能性がある点です。
V60ドリップケトル・ヴォーノ

V60ドリップケトル・ヴォーノは、ハリオのコーヒー用細口ケトルです。
ドリップの際に、お湯を少しずつゆっくりと注ぐ必要があるので、細口のケトルがあったほうがやりやすいです。
V60透過ドリッパー・セラミックと同様に曲線のモコモコとしたデザインで、ハリオ製品同士で組み合わせると統一感が出ます。
熱源はガス火とIHの両方に対応しており、素材はステンレスなので錆びの心配もありません。
持ち手は樹脂製で熱が伝わりにくいので、加熱後も素手で持つことが出来ます。
V60ドリップケトル・ヴォーノは、ハリオのコーヒー用細口ケトルです。
V60コーヒーサーバー

V60コーヒーサーバーは、ハリオの耐熱ガラス製コーヒーサーバーです。
写真のように面がまっすぐなタイプと、ケトルのようにモコモコとしたデザインの、2種類のタイプがあります。
取手の出っ張りが最小限なので、コンパクトに収納することができ、他メーカーのサーバーと比べてコンパクトな設計になっています。
また電子レンジでの温めにも対応しているので、コーヒーを温め直す際にも便利です。
ラウンドマグ

ラウンドマグは、ハリオの耐熱ガラスでできたコーヒーカップです。
耐熱で熱い飲み物を入れることが出来ますし、電子レンジでの温めにも対応しているので、使いやすいコーヒーカップです。
ペアで販売されており、取手もあるので熱い飲み物でも持つことが出来ます。
容量は約350ミリで、缶入り飲料がちょうど入る大きさで、冷たい飲み物を入れても使いやすい容量となっています。
保温・保冷の機能はありませんので、冷たい飲み物を入れると普通に結露します。