このような疑問に、牛乳石鹸の赤箱で髪の毛や顔を含め、全身を洗い続けて8年目になる筆者がお答えします。
牛乳石鹸の赤箱について

牛乳石鹸の赤箱の主な特徴は、次の3つです。
- どこでも手に入りやすい
- 販売価格が安い
- 余計な添加物が入っていない
牛乳石鹸の赤箱は、1949年(昭和24年)から77年間に渡り製造され続けている、超ロングセラーの固形石鹸です。
牛乳石鹸には、今回ご紹介する赤箱の他に青箱という商品ラインナップが存在しますが、その違いは保湿成分のスクワランの有無(赤箱は配合)と、香りの違い(赤箱はローズ、青箱はジャスミン)になります。
筆者の個人的な感想では、赤箱は洗った後の感触がよりしっとりとしているので、気に入って使っています。
牛乳石鹼の赤箱1つで、髪の毛や顔を含め全身を洗うなんて、髪がギシギシしたり肌がカサカサにならないか不安になる方もいらっしゃると思いますが、長年に渡りそれを実践してきた筆者が、その疑問にお答えしようと思います。
どこでも手に入る

牛乳石鹸の赤箱は、ドラッグストアやスーパーなどで広く販売されており、購入できる場所が多いので入手するのが比較的簡単と言えます。
牛乳石鹼の赤箱は、77年間の長い期間に渡り製造されている超ロングセラー商品なので、昔から使用している根強いファンも多く、取り扱いのある店舗が他の固形石鹸と比べて多い印象です。
場所によっては、コンビニで販売されていることもあるので、日本全国どこでも入手しやすい石鹸と言えます。
筆者は、普段はネットショッピングやスーパーで牛乳石鹼の赤箱を購入していますが、単品の他に3個入りパックや6個入りパックなどの大容量パックの販売もあるので、非常に購入しやすいです。
過去には、10個入りパックの販売もありましたが、残念ながら2025年3月末をもって製造を終了しているようです。
固形石鹸なんて、どのメーカーのどのブランドの物でも大して変わらないだろうと思われる方もいらっしゃるかも知れませんし、筆者も牛乳石鹼の赤箱を使い始めるまではそう思っていたうちの1人でした。
ですが、実際に牛乳石鹼の赤箱を使い始めてみると、その使い心地の良さに感動し、超ロングセラーな商品にはそれなりの理由があるのだと感じました。
価格が安い

牛乳石鹸の赤箱は、販売価格が安く手軽に購入することが出来ます。
メーカーの希望小売価格は、85gのレギュラーサイズで1個税込121円、「赤箱ちょっと大きめ」という、レギュラーサイズよりも一回り大きい125gサイズでも1個税込151円となっており、他の洗浄料と比べて安価な印象です。
また、レギュラーサイズは3個入パックと6個入パックの設定が、ちょっと大きめには2個入パックの設定があり、まとめ買いすれば更に安く購入することができます。
大手のドラッグストアやスーパーなどで販売されている牛乳石鹼の赤箱は、メーカーの希望小売価格よりも割引されて販売されている事がほとんどなので、実際にはこれよりも安く購入することが出来ます。
実際にドラッグストアやスーパーではないですが、ネットショッピング大手のヨドバシカメラでは、レギュラーサイズの10個パックが1000円前後で売られていました。
販売価格は比較的安価ですが、固形石鹸としての品質は確かなものがあり、職人が7日間もの時間を掛けて行う「釜だき製法」によって、石鹸に天然うるおい成分が含まれるようになるなど、非常に手間のかかる製法でこだわって作られています。
余計な添加物が入っていない

牛乳石鹸の赤箱は、比較的シンプルな成分で出来ており、含まれている添加物の種類や量が少なくなっています。
牛乳石鹸の赤箱の成分は、石ケン素地、香料、乳脂(牛乳)、スクワラン、水、ステアリン酸、酸化チタン、EDTA-4Naとなっており、これら8つの成分のみで出来ています。
牛乳石鹼には赤箱の他に青箱がありますが、青箱の場合は成分の中にスクワランという保湿成分が入っていない点が、赤箱との大きな違いになります。
例えば、牛乳石鹸ではない他メーカーの固形石鹸の成分を見てみると、パーム核脂肪酸Na、パーム脂肪酸Na、水、パーム核脂肪酸、パーム脂肪酸、グリセリン、香料、スクワラン、グルコン酸Na、エチドロン酸、塩化Na、酸化チタン、ペンテト酸5Na、PEG-6、BHTとなっており、これら15種類にも及ぶ成分が配合されていることが分かりました。
牛乳石鹸の赤箱は、含まれている成分の種類が8つなので、15種類というのはそれのおよそ2倍の量に当たり、牛乳石鹼がいかにシンプルな配合で製造されているかが分かります。
単純に、含まれている成分の量が少ないシンプルな固形石鹸ほど、良い固形石鹸と言える訳ではありませんが、あまり聞いた事が無いような成分がたくさん含まれているというのは、少し抵抗を感じる方もおられるのではないでしょうか。
全身を洗った時のレビュー

ここでは、牛乳石鹸の赤箱で髪の毛や顔を含め全身を洗った時のレビューをご紹介しようと思います。
髪の毛や顔まで牛乳石鹼の赤箱で洗っている人も珍しいと思いますが、8年間に渡り実践する中で筆者が感じた、たくさんのメリットをご紹介しようと思います。
筆者の個人的な感想ですが、牛乳石鹼の赤箱で全身を洗うようになってからは、もう以前に使っていた液体の洗浄料に戻ることは出来ないと思っています。
そう感じるくらい、牛乳石鹼の赤箱は万能で使いやすく、洗い心地が良いと思っています。
とはいえ、牛乳石鹼の赤箱で髪の毛や顔を洗う事のイメージとして、髪がギシギシするのではないかとか、肌が乾燥して突っ張るのではないかなど、どちらかと言うとマイナスなイメージを持たれている方が大半だと思います。
頭(髪)
髪の毛を牛乳石鹸の赤箱で洗うことに関しては、男性など髪が短い方にはおすすめ出来ますが、女性など髪が長い方にはあまりおすすめ出来ません。
筆者の個人的な感想ですが、髪の毛を牛乳石鹸の赤箱で洗ったとしても、極端にギシギシしたり、ゴワついたりする事はありませんでした。
ただ、それは筆者が男性で髪が短いこともあり、髪が長い方はシャンプーとリンスを使う場合よりもギシギシ感やゴワつきを感じやすいのではないかと思います。
ちなみに、牛乳石鹼の赤箱と青箱を両方使用してみて比較した感想は、やはり赤箱のほうが保湿成分のスクワランが配合されているだけあって、洗い上りのギシギシ感やつっぱり感は少ないように感じました。
牛乳石鹸の赤箱で髪を洗うと、泡立ちも特に問題はなく、すすいだ時の泡切れが良くて、洗浄成分の残留感が少ない感じです。
筆者は、液体のシャンプーとリンスを使用した時に時々感じていたのですが、洗い終わってすすぐ時にお湯で流しても、いつまでもヌルヌルしたような感覚が続き、泡切れの悪さを感じていました。
牛乳石鹼の赤箱で髪の毛を洗った場合は、その泡切れの悪さは無く、さっぱりと気持ちよく洗い上がる印象です。
顔
顔を牛乳石鹸の赤箱で洗うと、毛穴の黒ずみ汚れがよく落ちてくれる印象があります。
牛乳石鹼の赤箱のような固形石鹸の洗浄力はとても強く、衣類の洗濯時に固形石鹸のウタマロ石鹸を頑固な汚れに塗布すると洗浄力がアップするといったことがあるように、固形石鹸の汚れを落とす力はかなり高いのです。
筆者の場合は、牛乳石鹸の赤箱で洗顔を始めてから3日目くらいで、毛穴の黒ずみ汚れや目立つ角栓がかなり減ったのを実感する事が出来ました。
牛乳石鹼の赤箱と青箱の使用感を比べると、赤箱のほうが保湿成分のスクワランが配合されていることもあって、洗顔後の洗い上がりがしっとりとする感覚があります。
洗顔後の乾燥が気になる方は赤箱、肌質がオイリーな方は青箱という使い分けも十分ありだと思います。
固形石鹸の歴史は古く、日本では明治時代あたりから一般的に流通していたようですが、今になって明治・大正・昭和時代の写真を見ると、多少の個人差はありますが人々の肌が異様にキレイな事に気付きます。
歴史が証明してきた固形石鹸の実力は、様々な洗浄料やトリートメントが普及した現在でも、十分通用するのではないでしょうか。
身体
身体を牛乳石鹸の赤箱で洗うと、クリーミーな泡立ちで気持ち良く洗えるほか、肌荒れの予防にもなります。
筆者は、牛乳石鹼の赤箱をタオルで擦るようにして十分泡立て、クリーミーな泡で身体を洗っていますが、弾力のある強い泡がたっぷりと立つので、洗っていて気分がいいです。
また、身体を洗った後にすすぎで泡を流した時に、ヌメヌメとした感触が残りにくく、洗浄剤が身体に残っているような感覚が少ない事も、より爽快な洗い心地として感じられます。
液体の洗浄料でよく感じる、あのヌメヌメした感触は保湿剤の影響なのかも知れませんが、本来であれば洗浄と保湿は別々で行うものだと筆者は考えています。
さっぱりと泡切れ良く身体を洗いたい方には、牛乳石鹸の赤箱で身体を洗うことはおすすめ出来ます。
メリット・デメリット


それでは、牛乳石鹸の赤箱で髪の毛や顔を含めて全身を洗うことについて、筆者が実際に感じたメリットとデメリットをご紹介しようと思います。
筆者としては、牛乳石鹸の赤箱は優れた洗浄料だと思いますが決して万能という訳ではなく、物事には必ずメリットとデメリットが存在します。
筆者が実際に、8年間もの間牛乳石鹸の赤箱で髪の毛や顔を含め全身を洗い続ける事で気付いたメリットとデメリットなので、牛乳石鹼の赤箱で全身を洗うことに興味がある方にとっては何かの参考になるかもしれません。
ボディーソープなどの液体の洗浄料の代わりに、牛乳石鹸の赤箱を使うことに関しては、デメリットよりもメリットのほうが多いと筆者は感じています。
牛乳石鹼には、赤箱の他に青箱という商品ラインナップも存在しますが、これからご紹介するメリットとデメリットに関しては、赤箱だけではなく青箱にも共通して言えることとなります。
メリット
牛乳石鹸の赤箱で、髪の毛や顔を含め全身を洗う事のメリットは、次の3つが挙げられます。
- お風呂場に置いてある洗浄料の数や量が圧倒的に減る
- お風呂場のスペースが有効活用できる
- 洗浄料の管理がやりやすくなる
まず1つ目のメリットとして、牛乳石鹸の赤箱で髪の毛や顔を含め全身を洗うようになると、それまで必要だったボディーソープ・シャンプー・リンス・洗顔料などの各種洗浄料が牛乳石鹼の赤箱たった1つにまとまってしまいます。
お風呂場に置いておく洗浄料の数や量が激減するため、お風呂場の限られたスペースの有効活用にもなりますし、牛乳石鹼の赤箱だけあればいいので、買い忘れや補充し忘れなどの可能性もグッと減らす事が出来ます。
また、お風呂場でよくありがちなボトルの底のヌメヌメ汚れなどからも解放されることになるので、日々の掃除の手間も圧倒的に減らす事が出来ます。
筆者の個人的な感想ですが、牛乳石鹸の赤箱は泡切れが良いので、頭から足先まで全身に石鹸の泡を付けて洗い、上から一気にお湯で洗い流した時の爽快感が半端なく、これも牛乳石鹼の赤箱だけで全身を洗うことで得られる1つのメリットと言えそうです。
デメリット
筆者が8年間に渡り、牛乳石鹸の赤箱で髪の毛や顔を含め全身を洗う事で感じたデメリットは、次の3つが挙げられます。
- 床が滑りやすくなり少し危険
- 泡が目に入ると非常にしみる
- お風呂場に石鹸カス汚れが付着しやすい
牛乳石鹸の赤箱は、泡立ちは良いのですがヌルヌルしていて滑りやすく、床などに泡が付着すると足を滑らせて転倒する可能性があるので注意が必要です。
また、顔や頭を洗う時に泡が目に入ると、液体の洗浄料と比べて刺激が強く感じ、かなりしみて痛いです。
おそらく、牛乳石鹸の赤箱のpHが、中性ではなくアルカリ性になっているためと思われますが、小さなお子様や高齢者が使われる場合は特に注意したほうがいいかもしれません。
最後に、牛乳石鹸の赤箱を使って全身を洗うと、お風呂場に石鹸カスが多く付着します。
身体や髪の毛を洗う過程で、泡が飛び散ってお風呂場の壁や床に付着することがあり、それが白い石鹸カス汚れとして目立つようになってきます。
これらデメリットを踏まえても、筆者の個人的な感想としては、液体の洗浄料をいくつも使うよりも、牛乳石鹸の赤箱1つで全身を洗ったほうがメリットが多いと感じています。

