このような疑問に、プロボックス・サクシード歴11年目の筆者がお答えします。
運転席と助手席の吹き出し口は開閉できる



後期型プロボックス・サクシードの運転席と助手席のエアコン吹き出し口は、完全に閉じて風を出なくすることができます。
寒すぎる・暑すぎる時や助手席に誰も乗っていない時は、エアコン吹き出し口を閉じてしまうことが出来ます。
サイドの吹き出し口を閉じると、その分の風は他の吹き出し口にまわるので、他の吹き出し口から出る風が強くなります。
普段は運転席に1人で乗ることが多い場合は、助手席の吹き出し口を閉めてしまうことで、空調の風を運転席に集中することができます。
特に夏場は、エアコンの風を運転席側で独占できるので、エアコンの設定温度以上に涼しく感じて便利です。
運転席と助手席の吹き出し口は回転できる


運転席と助手席の吹き出し口はルーバーごと回転するタイプなので、風を送る角度と向きを自由自在に変えることができます。
吹き出し口が丸い形状で回転するので、360度自由な方向に風の角度を変えることが出来ます。
特定のピンポイントな場所に送風したい場合や、風向きを細かく調整したい時に、このエアコン吹き出し口の設計は重宝します。
特に、ドアの窓が結露で曇った時などは、ルーバーを操作してピンポイントにエアコンの送風を送ることで、効率よく曇りを取ることが出来ます。
丸い形の回転するエアコンルーバーのデメリットとしては、丸くて回転する構造なので社外品の後付けドリンクホルダーは装着しにくい面があります。
センター吹き出し口とエアコン操作パネル









センター吹き出し口のルーバー角度と、エアコン操作パネルを写真でご紹介します。
ルーバーの角度などは、本やカタログには載っていない情報なのでご紹介することにしました。
ルーバーは、直角近くのかなりの角度まで調整出来ますし、マニュアルエアコンの操作パネルは、ダイヤル式で直感で操作出来るような分かりやすい仕様になっています。
ただ、運転席からの操作のしやすさという観点で言うと、後期型よりも前期型のほうが操作しやすかったです。
後期型は紙パックに対応したドリンクホルダーがダッシュボードのセンターにある関係で、エアコン操作パネルが助手席側に寄って設置されており、運転席からエアコン操作パネルが少し離れているので操作しにくい印象です。
エアコンコンプレッサーは可変容量型
後期型のプロボックス・サクシードのエアコンコンプレッサーは可変容量型です。
可変容量型のエアコンコンプレッサーは、固定容量型と比べて燃費向上に有利なため、最近のほとんどの車に採用されています。
車のエアコンコンプレッサーには可変容量型と固定容量型の2種類があり、それぞれの特徴を簡単に説明すると、可変容量型は冷媒ガスの吐出容量を変化させることができるので、冷房の場合は温度設定を控えめに設定することで、エアコンコンプレッサーの負荷が軽くなり省燃費に繋がります。
固定容量型は冷媒ガスの吐出容量が常に一定で、エアコンをつけたら冷房は常に全開状態で、冷えすぎた場合は冷房の風にヒーターの風を混ぜることで温度調整しており、冷房の場合は温度設定を控えめにしても、エアコンコンプレッサーの負荷は変わらず省燃費にも繋がらないのでエネルギーロスが多くなりがちです。
前期型のプロボックス・サクシードでは、トランスミッションの種類で採用されているエアコンコンプレッサーが異なっており、ATの場合は可変容量型、MTの場合は固定容量型とコンプレッサーの種類が混在していました。

