
このような疑問にお答えします。
プライベートで毎日のようにコインパーキングを利用している筆者が、自らの体験と経験を元に情報を発信しています。
また、コインパーキング業界に10年以上在籍している知人から聞いた情報を元に、記事を編集しています。
皆様のコインパーキングにおける疑問やトラブルに少しでもお役に立てれば幸いです。
コインパーキングで精算後ロック板が下がらないことはあります!
プライベートで毎日のようにコインパーキングを利用している筆者が言えることは、コインパーキングで精算後ロック板が下がらないことはあります!ということです。
その理由や原因は様々あります。
詳しくは後述しますが、この記事を読んでロック板が下がらない原因を理解した上で、自分で出来る対処法を実践して頂くと、そのトラブルから早期に解放されることが可能かもしれません。
初めから機械のせいだと思い込まずに、冷静に対処することが問題解決への近道になると思います。
プライベートで毎日のようにコインパーキングを利用している筆者が言えることは、コインパーキングで精算後ロック板が下がらない可能性はあります!ということです。
精算後ロック板が下がらない主な原因

ここでは、精算後ロック板が下がらない主な原因について解説します。
原因を知ることで、その後の対処法や気分も変わってくるはずです。
原因は主に次のようなことが挙げられるようです。
- 精算機やロック板に問題があるケース
- 利用者の利用方法に問題があるケース
- トラブルが発生しやすい特定の車種のケース
このうち、1の精算機やロック板に問題があるケースでは、管理会社や警備会社の対応を待つしかありませんが、2の利用者の利用方法に問題があるケースでは、その利用方法を修正することで、トラブルを未然に防いだり早期解決が可能になるかもしれません。
次からは、精算後ロック板が下がらない主な原因について、項目ごとに分けて詳しく解説していきます。
精算機やロック板に問題があるケース

原因のひとつとして、コインパーキングの精算機やロック板に問題があるケースが挙げられます。
精算後は精算機からロック板へ命令信号が送られてロック板が下がるのですが、精算機かロック板もしくはその命令を伝える配線のいずれかに不具合があると、その命令が届かない事があります。
昔のコインパーキングの機械は、空気の力と電気を併用して機械を動かすパターンが多かったのですが、現在では全ての動力を電気で賄う機械がほとんどです。
よって外的要因にはなりますが、停電などが発生すると、トラブルとなる可能性が非常に高くなります。
とはいえ、機械の中にもバックアップ用のバッテリーが搭載されていることが多いので、停電後ただちにトラブルが発生することは少ないですが、そのバッテリーも長時間は持たないので、停電している時間によっては、トラブルとなる可能性があります。
コインパーキングの精算機やロック板も、車などと同じように機械ですので、メンテナンスをしっかりしていてもトラブルが発生する可能性はゼロにはなりません。
原因のひとつとして、コインパーキングの精算機やロック板に問題があるケースについて解説しました。
利用者の利用方法に問題があるケース

ふたつめの原因として、利用者の利用方法に問題があるケースが挙げられます。
利用方法に何か問題があってトラブルとなっているのであれば、その点を正す事でトラブルから解放されるかもしれません。
比較的よくあるのが、精算する前のロック板が上がっている状態で、荷物を載せたり人が乗ることが、ロック板が下がらない原因となっているケースです。
荷物や人が車にのると、その重さで車の車高が下がります。
ロック板は車の腹下に接触するまで上がってきますので、その車高が下がった瞬間にロック板が車体に食い込みます。
そうなると、引っ掛かってしまい、精算してもロック板が下がらないという事があります。
次に多い事例としては、精算する車室番号を間違えていたり、金額を間違えているケースです。
コインパーキングでは4番を欠番にしているところも多く、安易に3番の次だから4番だろうと思い込んで精算すると、実際は5番だったりします。
また、100円玉を入れたつもりだったのに、実際は50円玉だったり、千円札しか使えないのに5000円札を入れていたり、特に急いでいる時にはこれらの間違いを犯しやすいです。
そんな間違いをするハズがないと思われる方もいらっしゃると思いますが、これらの事例は実際に駐車場でよく起こる事例です。
ふたつめの原因として、利用者の利用方法に問題があるケースについて解説しました。
トラブルが発生しやすい特定の車種のケース

最後の原因として、トラブルが発生しやすい特定の車種のケースが挙げられます。
ある特定のロック板と、ある特定の車種と、ある特定の停め方が重なった時に、高確率でロック板が下がらないトラブルが発生する事があります。
かなり昔の話になりますが、ある特定のメーカーのロック板に、トヨタの初代エスティマが前向き駐車で停めた際に、高確率でロック板が引っ掛かり、下がらなくなるトラブルが頻発したようです。
車の腹下にはマフラーやその他突起物がたくさんありますので、ちょうど位置が合うと引っ掛かってしまうのです。
現在のロック板は、そのような事も考慮して設計されているとは思いますが、数々の偶然が重なる事で発生するトラブルも無いとは言い切れません。
最後の原因として、トラブルが発生しやすい特定の車種のケースについて解説しました。
自分で出来る対処法

トラブルが発生した時には管理会社や警備会社に連絡して、対応を待つのが基本になりますが、自分で出来る対処法もいくつかあります。
先に述べた原因の数々を消していくような対処法になります。
この対処法を知っておく事で、トラブルの早期解決が計れ、より早くトラブルから解放される可能性があります。
とはいえ、これから述べる対処法を実行出来る方はある程度限られてくると思いますので、その場合は管理会社か警備会社の到着を待つしかないと思います。
トラブルが発生した際は管理会社や警備会社に連絡し、対応を待つのが基本ですが、自分で出来る対処法もいくつかありますので解説します。
精算機やロック板に問題があるケースの対処法
精算機やロック板に問題があるケースの場合は、トラブルの発生する前か後かで対処法が変わってきます。
精算してもロック板が下がらないなど、トラブルが発生した後である場合は、残念ながら自分で出来る対処法というのはありません。
なぜなら、精算機やロック板の内部を、利用者自身が触ることはほぼ不可能だからです。
とはいえ、トラブルに巻き込まれる前であれば、いくつかの対処法があります。
まず、精算機やロック板が古そうな駐車場は極力避ける事です。
精算機やロック板も日々進化しており、当然ですが古い機械よりも新しい機械のほうが信頼性があります。
また、いくら機械が新しそうでも、ゴミが散乱していたり、照明が切れていたりする駐車場は、管理やメンテナンスが行き届いていない可能性があり、避けたほうが無難です。
さらに言うと、雷や強風など停電が発生する可能性がある状況で、決まった時間に車を出庫させたいと思う場合は、コインパーキング自体の利用を控えたほうが賢明かもしれません。
これらは、皆様が考える具体的な対処法とは言えないかもしれませんが、精算機やロック板を直接触れない以上は、出来るだけトラブルを避けるような行動を取ることしか出来ないと思います。
精算機やロック板に問題があるケースの場合で、トラブルの発生する前と後の対処法を解説しました。
利用者の利用方法に問題があるケースの対処法
次に、利用者の利用方法に問題があるケースの対処法を解説します。
利用者の利用方法に問題があるケースの場合は、利用者の行動を変えればトラブルを防ぐ事が出来る可能性があるからです。
いくつかの対処法がありますが、基本的にはその原因となる行動を避ける方向で考えるのが有効な対処法となります。
まずひとつめとして、精算する前のロック板が上がっている状態で、荷物を載せたり人が乗ることを避ける事です。
先にも述べた通り、車に荷物や人がのると、その重さで車高が下がります。
その瞬間にロック板が車体に食い込む事で下がらなくなるトラブルに繋がります。
また、もし車をジャッキアップすることが可能であるならば、それを自ら行う事でロック板を下げる事が出来るかもしれません。
上記のようなロック板の引っ掛かりの場合は、管理会社や警備会社でも最終的にはジャッキアップという手段を取ることがあります。
もしそれが自分で対応可能であるならば、より早くトラブルから解放される可能性があります。
精算してもロック板が下がらない場合は、冷静になって精算した車室番号の確認や投入したお金の確認をおすすめします。
コインパーキングでは4番が欠番であったり、番号が磨耗して見にくかったり、他の番号と間違いやすい状態になっている事があります。
また、投入したお金に不足があったり、精算機での読み取りに失敗して返却口に戻ってきていたりする事もあります。
お金を払ったのにロック板が下がらない!とカッとなる気持ちも分かりますが、あえて冷静になって見返して見ることで、トラブルを未然に防いだり早期解決に繋がることもあります。
以上、利用者の利用方法に問題があるケースの対処法について解説しました。
トラブルが発生しやすい特定の車種のケースの対処法
最後に、トラブルが発生しやすい特定の車種のケースの対処法について解説します。
ロック板の種類、車種、停め方、これら3つの組み合わせでトラブルが頻発する事があります。
ある条件が重なれば、トラブルとなる可能性が非常に高くなるので、気を付ける必要があります。
ある特定のコインパーキングで、精算後ロック板が下がらない事が多発する場合は、そのロック板の機種と、乗っている車種と、停め方の組み合わせが悪いのかもしれません。
具体的な解決策としては、条件のひとつを変えてみることです。
もし可能であれば、他のコインパーキングを利用する、停め方を前向きから後ろ向きに変えてみるなど、トラブルが起こる条件の組み合わせを変えてみる事が有効な対策となるでしょう。
以上、トラブルが発生しやすい特定の車種のケースの対処法について解説しました。