本当に儲かる?コインパーキング経営に潜むリスク3選

  • コインパーキングの経営を検討しているが、どのようなリスクがあるの?
  • コインパーキングを経営していると実際にどのようなトラブルがあるの?
  • コインパーキングはリスクが低いビジネスモデル?

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 長期駐車リスク
  • 放置車両リスク
  • 不法投棄リスク

プライベートで毎日のようにコインパーキングを利用している筆者が、自らの体験と経験を元に情報を発信しています。

また、コインパーキング業界に10年以上在籍している知人から聞いた情報を元に、記事を編集しています。

皆様のコインパーキングにおける疑問やトラブルに少しでもお役に立てれば幸いです。

長期駐車リスク

1つ目のリスクは長期駐車リスクです。

長期駐車はコインパーキングの回転率を下げ、料金も高額になる為に料金未回収や不正出庫の原因にもなり得ます。

最悪の場合、そのまま放置車両となり、移動や処分の費用が掛かる可能性もあります。

基本的にコインパーキングは、短時間利用が多ければ多いほど回転率が上がり、売上も上がりやすくなります。

そこへ長期駐車が現れると、長期間に渡って駐車スペースを占有されるので、回転率は低下します。

長期間利用されても料金が回収出来れば売上に悪影響は無さそうに思えますが、実際には高額になった料金を支払う事が出来ずに、そのまま放置かコインパーキング経営者が法的に処分を行うケースが少なからずあります。

また、車の所有者に連絡をとる為に、ナンバープレートから所有者情報を取得する手間も掛かってきます。

1つ目のリスクは長期駐車リスクです。

放置車両リスク

2つ目のリスクは放置車両リスクです。

放置車両が発生してしまうと、所有者情報の照会や所有者との交渉、車両の移動などに多大な手間とコストが掛かります。

放置車両には、入庫した当時から放置する目的で入ってきた車両と、初めは長期駐車だったのが、料金が高額となり精算出来ずに放置車両となるケースがあります。

また、その車を運転していた人に何らかのトラブルがあり、やむを得ず放置車両となっている場合もあります。

放置車両を未然に防ぐには、コインパーキングを清潔に保ったり、長期駐車に注意して早めに対応を行うなどの予防策しかありません。

タイヤロックをしたり、チェーンを掛けたり、車を傷付ける行為は逆に訴えられる事がありますので、あくまで温和な方法で解決をおすすめします。

2つ目のリスクは放置車両リスクです。

不法投棄リスク

3つ目のリスクは不法投棄リスクです。

コインパーキングは基本的には無人管理なので、ゴミの不法投棄などをされるリスクがあります。

中にはテレビや家具などの大型家電ゴミや粗大ゴミなどを放置していく人もいるので注意が必要です。

テレビや冷蔵庫などは家電リサイクル法で処分費が高額ですし、大型家具などはその運搬や処分費などで多大なコストが掛かります。

不法投棄の予防策としては、貼り紙や防犯カメラなどの設置で注意を促したり、コインパーキング内のゴミをこまめに清掃して、ゴミを捨てても罪悪感が無いような雰囲気を一掃する事くらいしかありません。

あまりに悪質なようであれば、警察に相談するなどの処置を検討する必要があります。

3つ目のリスクは不法投棄リスクです。