このような疑問に、ダイハツムーヴカスタムLA100Sのオーナーになって6年目を迎え、DIYでラジエターキャップの交換を3回したことのある筆者がお答えします。
ダイハツムーヴカスタムLA100Sのラジエターキャップを交換しました



筆者のダイハツムーヴカスタムLA100Sのラジエターキャップを、PIAAのSPAC(No56)に交換しました。
前回ラジエターキャップを交換してから、約4年の月日が経ったため、予防整備で交換することにしました。
ラジエターキャップの交換自体は簡単で、基本的には反時計回りに緩めてキャップを取り外し、新しいキャップを時計回りに締めて交換が完了します。
1点だけ注意しなければならないこととして、ラジエターキャップを交換する際は必ずエンジンが冷えた状態で作業をすることです。
冷却水の温度が高い状態でラジエターキャップを緩めると、加圧されていた冷却水が一気に沸騰し、ラジエターキャップから熱い冷却水が噴き出すことになります。
手や腕はもちろん、顔などにも火傷を負う危険性があるため、必ず暖気する前のエンジンが冷えた状態で作業をする必要があります。
筆者はDIYでラジエターキャップの交換を行いましたが、作業時間は10分程度で交換を完了することが出来ました。
筆者のダイハツムーヴカスタムLA100Sのラジエターキャップが経年劣化してきたため、DIYでPIAAのSPAC(No56)に交換を行いました。
ダイハツムーヴカスタムLA100Sに適合するラジエターキャップについて




ダイハツムーヴカスタムLA100Sに適合するラジエターキャップは、加圧弁圧が1.1kg/㎠(108kPa)の純正品及び社外品のラジエターキャップとなります。
筆者は、ネットの車種別適合情報で検索し、PIAAのSPAC(No56)を選びました。
もちろん、ダイハツの純正品でも交換は可能ですが、社外品の純正同等品のほうがコストを抑えられるため、筆者は社外品を選択しました。
交換するラジエターキャップの加圧圧力は、純正品と同じにするのがセオリーとなります。
ラジエターキャップには、加圧圧力を逃がす減圧ボタンが付いた物もありますが、そう頻繁に交換する物でもなく、減圧ボタンもどんなシーンで使うことがあるのか筆者は分かりません。
減圧ボタンが付いているラジエターキャップは、付いていない物と比べて価格が高くなる傾向がありますので、筆者としてはボタンが付いていないラジエターキャップで十分かと思います。
逆に、ボタンが付いていることで構造が複雑となり、圧力漏れや冷却水漏れのリスクが上がるのではないかと考えています。
ダイハツムーヴカスタムLA100Sに適合するラジエターキャップは、加圧弁圧が1.1kg/㎠(108kPa)の純正品及び社外品のラジエターキャップとなり、減圧ボタンは付いていないタイプがコスパと信頼性が高いのでおすすめです。
ラジエターキャップ交換の必要性について



ラジエターキャップは、冷却水漏れやオーバーヒートを防ぐために、定期的に交換する必要がある部品になります。
ラジエターキャップはただのフタではなく、冷却水が沸騰してしまわないように加圧したり、冷却水の膨張に応じてリザーバータンクから冷却水を出し入れするなど、エンジンの冷却経路で大変重要な役割を果たしているからです。
例えば、筆者のダイハツムーヴカスタムLA100Sは中古車の状態で乗り始めたのですが、車に装着されていたラジエターキャップが新車時から無交換の物で、冷却水が結構な勢いで漏れていたり夏場にオーバーヒートぎみな症状も出ていました。
すぐにラジエターキャップを新品に交換したところ、冷却水の漏れもオーバーヒートぎみの症状も完全におさまったので、ラジエターキャップを定期的に交換する大切さを痛感しました。
たとえ走行距離を走らなくても、ラジエターキャップの内部にはゴムでできた弁があり、経年劣化で動作が悪くなる傾向があるので、距離ではなく時間で交換時期を管理したほうが良いような気がします。
ラジエターキャップは、冷却水漏れやオーバーヒートを防ぐために、定期的に交換する必要がある部品で、車検毎(2年毎)か遅くとも車検2回毎(4年毎)の交換をおすすめします。
ラジエターキャップの交換に要した費用














今回、ダイハツムーヴカスタムLA100Sのラジエターキャップ交換に掛かった費用は、ラジエターキャップ代のみで約1300円でした。
交換作業は筆者自身がDIYで行ったため、工賃などは掛かっていません。
今回交換したPIAA製のラジエターバルブSPACのNo.56は、ネットショッピングで購入し部品代は約1300円でした。
交換作業自体も非常に簡単で、エンジンが冷えている時に行うという注意点さえ守っていれば、工具も必要なく短時間で交換することが出来ます。
筆者も、ラジエターキャップの交換は今回で3回目になりますが、作業時間は10分程度で交換することが出来ました。
純正部品のラジエターキャップは、社外品の純正同等品と比べて若干高価なので、筆者としては純正と同じ加圧圧力のラジエターキャップであれば安価な社外品でも問題無いと思っています。
今回、ダイハツムーヴカスタムLA100Sのラジエターキャップ交換に掛かった費用は、ネットショッピングで購入したラジエターキャップ代のみで約1300円でした。
加圧圧力が高い社外品のラジエターキャップのデメリットについて
ラジエターキャップの交換に際して、純正部品よりも加圧圧力が高い社外品のラジエターキャップも存在しますが、筆者としてはやみくもに加圧圧力を上げることはおすすめしません。
冷却経路内の圧力が上がることで、確かに冷却水の沸点が上がりオーバーヒートしにくくなるというメリットはありますが、反面加圧圧力が上がると冷却水漏れやラジエター破損などの原因になることがあるからです。
ラジエターキャップの加圧圧力が上がると、冷却経路内の圧力も上がり、ちょっとした隙間からでも冷却水が漏れやすくなってしまいます。
また、ラジエターのアッパータンクは樹脂製の事が多いので、熱で劣化してくると破裂しやすくなり、そこにラジエターキャップの加圧圧力が高い物を装着すると、ラジエターが耐えられなくなりアッパータンクが破裂する可能性があります。
ラジエターキャップの加圧圧力を上げても冷却効率が上がる訳ではなく、オーバーヒートするまでの時間が少しだけ長くなるだけなので、それであればラジエターの容量を大きくしたり、冷却効率の良いエアロバンパーに交換するなどしたほうが、根本的な冷却効率の改善になります。
ラジエターキャップの交換に関しては、加圧圧力が高ければ高いほど良いという訳ではなく、メリットよりもデメリットのほうが大きいと感じるので、筆者としてはやみくもに加圧圧力を上げることはおすすめしません。
