このような疑問や要望にお答えします。
私は、毎日コインパーキングを利用する、コインパーキングヘビーユーザーです。
1日に何ヵ所もコインパーキングを利用します。
また、コインパーキングの会社に10年以上勤める友人からのアドバイスを元に、記事を編集しています。
コインパーキングでよくあるクレーム
ゴミがひどい
コインパーキングでよくあるクレームの1つに、ゴミの問題があります。
コインパーキングは基本的には無人で、ゴミを捨てられる事がよくある為です。
コインパーキングの利用者から、ゴミがひどいとクレームが入る事はもちろん、近隣の住人からもコインパーキングのゴミが風で飛んできて迷惑だとクレームが入る事があります。
もちろん、コインパーキングの運営側も定期的な清掃はしているとは思いますが、場所によってはゴミのポイ捨てが横行し、どうしてもゴミが溜まってしまう事があります。
特に繁華街の近くや、オフィス街の喫煙所と化しているようなコインパーキングでは、ゴミがひどい傾向があります。
コインパーキングとゴミの問題は、切っても切れない関係にあると言えるでしょう。
コインパーキングでよくあるクレームの1つに、ゴミの問題があります。
自分で出来る解決方法
コインパーキングのゴミの問題を解決するのは、利用者側と運営側でアプローチが異なります。
両者の方向性が正しく揃ってこそ、コインパーキングのゴミの問題は解決へ向かいます。
まず利用者側ですが、解決策として次の3点が挙げられます。
- ゴミの多いコインパーキングを避ける
- 自分がゴミを捨てない
- 気づいたら拾う
1のゴミの多いコインパーキングを避けるについて、どうしても地域性や立地条件でゴミが多いコインパーキングはあります。
利用者側として出来る1番簡単で確実な方法は、ゴミの多いコインパーキングを避け、他のコインパーキングを利用することです。
2の自分がゴミを捨てないについて、不思議なものでゴミはゴミを呼びます。
ゴミが捨ててあると、自分も捨てていいかと思う人が多いのだと思います
自分がゴミを捨てないという判断をする事で、さらなるゴミのポイ捨てを防ぐ効果があります。
3の気付いたら拾うについて、例えば自販機のゴミ箱があるにも関わらず、わざわざコインパーキング内に空き缶やペットボトルを捨てていく人がいます。
ゴミ箱はあるのですから、気付いた人がゴミ箱へ入れる事で、コインパーキングはキレイになり次のポイ捨ても防ぐ効果があります。
次に、運営側の解決策としては次の点が挙げられます。
- 貼り紙・看板等での注意喚起
- 巡回清掃の強化
- 防犯カメラの設置
1の貼り紙・看板等での注意喚起について、コインパーキングは基本的に無人管理なので、ゴミ捨てを直接監視・注意する事は難しいです。
そこで、ゴミのポイ捨てに対する警告文を記載した貼り紙や看板を、コインパーキング内に設置する事で、ある程度の抑止力になります。
2の巡回清掃の強化について、人による巡回頻度を上げる事で利用者の目にも止まり、このコインパーキングはきちんと管理されているという印象を与える事が出来ます。
また、清掃の頻度を増やせば、ゴミがゴミを呼ぶ現象もある程度防ぐ事が出来ます。
3の防犯カメラの設置について、カメラで撮影されているという意識があるだけで、ゴミのポイ捨てを防ぐ効果があります。
カメラの設置だけではなく、それをアピールする貼り紙や看板などを設置すると、より効果が出やすくなります。
以上、コインパーキングのゴミの問題の解決方法として、利用者側と運営側それぞれのアプローチ方法をご紹介しました。
アイドリング問題
コインパーキングでよくあるクレームの2つ目は、アイドリングに関する問題です。
排気ガスの臭いや騒音などで、近隣や他の利用者からクレームが出ることがあります。
コインパーキングは車を駐車する場所なので、ある程度の排気ガスや騒音は出るものですが、特に夏場はアイドリングをして車内で休憩する方が増え、クレームも増加します。
特に、閑静な住宅街の中に立地するコインパーキングでは問題になりやすく、逆にオフィス街や繁華街などに立地するコインパーキングでは、問題になりにくいです。
地域によってはアイドリングを条例で禁止している所もあり、近隣住人とアイドリングをした当事者の間で警察沙汰になる事もあります。
コインパーキングでよくあるクレームの2つ目は、アイドリングに関する問題です。
自分で出来る解決方法
アイドリング問題に対する解決方法は、利用者側と近隣住人側で異なります。
利用者側には利用者なりの言い分があり、近隣住人側には近隣住人なりの言い分があるからです。
まず、利用者側の解決方法としては、次の3つがあります。
- 前向き駐車をする
- アイドリングをしない
- 静かな車でアイドリングする
1の前向き駐車をするについては、アイドリング中の排気ガスや騒音は、主に車の後方のマフラーから出るものなので、もし車室の後方に住居がある場合は、前向き駐車をする事でトラブルを未然に防ぐ事が出来るかも知れません。
2のアイドリングをしないについては、春や秋など気候の良い季節なら可能かも知れませんが、真夏や真冬はアイドリングをしないと命に関わる事もあるので現実的には難しいかも知れません。
3の静かな車でアイドリングするについては、同じアイドリングでもスポーツカーとハイブリッド車では排気ガスや騒音のレベルが全く違います。
ハイブリッド車は時々しかエンジンが始動しないので、排気ガスも騒音も小さくなります。
次に、近隣住人側の解決方法としては、次のつがあります。
- フェンスや壁を設置する
- 前向き駐車の貼り紙をする
- 直接注意・通報する
1のフェンスや壁を設置するについては、排気ガスや騒音の侵入を防ぐ為に、駐車場に面してフェンスや壁を設置する事で、たとえアイドリングをされても気にならなくする対策です。
欠点は、多大な費用が掛かる事です。
2の前向き駐車の貼り紙をするについては、駐車場から見えるように前向き駐車のお願いをする貼り紙をする事で、アイドリング時の排気ガスと騒音の侵入を防ごうという対策です。
費用はあまり掛かりませんが、駐車場利用者の善意に期待する対策となる為、効果が出るかは地域性や利用者のモラルに左右される面が大きいです。
3の直接注意・通報するについては、駐車場利用者とのトラブルに発展する可能性が高い為、あまりおすすめ出来ませんが、即効性のある対策となります。
ただ、コインパーキングは不特定多数の方が利用する為、注意や通報をしてもまた違う人がアイドリングをする可能性は高くなります。