コインパーキングに長期間車を停める時の注意点6選

コインパーキング
  • コインパーキングに長期間車を停めようと思うけど何か問題はある?
  • ちゃんと料金を払えば問題無いでしょ?
  • コインパーキングに長期間停めていたら貼り紙をされた!何で?

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 約定看板の内容を確認
  • 放置車両として扱われる可能性
  • 盗難車両を疑われることも
  • いたずら
  • 当て逃げ
  • 車上荒し

プライベートで毎日のようにコインパーキングを利用している筆者が、自らの体験と経験を元に情報を発信しています。

また、コインパーキング業界に10年以上在籍している知人から聞いた情報を元に、記事を編集しています。

皆様のコインパーキングにおける疑問やトラブルに少しでもお役に立てれば幸いです。

約定看板の内容を確認

車を長期間駐車する前に、コインパーキングの約定看板の内容をよく確認する必要があります。

約定看板には長期駐車に関する決まりが記載されているからです。

コインパーキングにはほぼ必ず、利用方法や決まり等を記載した約定看板が設置されており、長期駐車に関する決まりも記載されています。

何時間以上停めると長期駐車として扱われるのか、どのような扱いを受けるのか、連絡先はどこなのかなど、重要なことが記載されています。

多いケースでは、24~48時間以上の継続した駐車を長期駐車としている場合が多く、事前にコールセンター等への連絡を必要とする場合が多いです。

たとえ料金を途中で払ったり出庫時に全額払うつもりでいても、連絡先に長期駐車の連絡をしなければ、貼り紙や警察への通報をされる可能性があります。

車を長期間駐車する前に、コインパーキングの約定看板の内容をよく確認する必要があります。

放置車両として扱われる可能性

放置車両

コインパーキングに長期間車を駐車していると、放置車両として扱われる可能性があります。

コインパーキングは基本的には無人なので、長期間停まっている車が長期駐車なのか放置車両なのかの区別がつかないからです。

放置車両だと判断されてしまうと、貼り紙や警察への通報などされる可能性があります。

3日間くらいの期間であれば放置車両を疑われる可能性も低いですが、1週間から1ヶ月ほどにもなると怪しまれる可能性が出てきます。

放置車両はコインパーキングの売上低下に繋がり兼ねないので、管理する側も常に監視を怠りません。

捕捉ですが、外装が綺麗な車よりも汚い車、車内が綺麗な車よりも汚い車のほうが、より放置車両の疑いを持たれやすいようです。

コインパーキングに長期間車を駐車していると、放置車両として扱われる可能性があります。

盗難車両を疑われることも

許可を得ずにコインパーキングに長期駐車をすると、盗難車両ではないかと疑われる可能性もあります。

コインパーキングは不特定多数の車や人が往来し、基本的に無人のため盗難車両を乗り捨てされる可能性があるからです。

盗難車両を疑われると、警察へ照会されたり、貼り紙をされる可能性があります。

たとえ盗難の事実がなくて、長期間停めているだけの車であっても、警察へ連絡されることにより警察から所有者へ連絡が入ったりする可能性もゼロではありません。

こちらの場合も、放置車両の時と同様に外装が綺麗な車よりも汚い車、車内が綺麗な車よりも汚い車のほうが、より盗難車両の疑いを持たれやすいようです。

許可を得ずにコインパーキングに長期駐車をすると、盗難車両ではないかと疑われる可能性もあります。

いたずら

コインパーキングに長期間駐車していると、いたずらをされる可能性が高くなります。

入れ替わりの多いコインパーキングで同じ車が同じ場所に停まり続けると悪目立ちし、時にいたずらの対象となる可能性があるからです。

特に長期駐車で貼り紙などをされた後は、誰が見ても問題のある車両に見えますので、より目立ってしまいます。

貼り紙をされるような悪い車には何もしても良いだろうという心理が働くこともあると思いますので、注意が必要です。

また、コインパーキングは不特定多数の人や車が出入りする場所なので、怪しい人や車が入ってきても不自然ではなく、いたずらの温床になりやすい場所です。

コインパーキングに長期間駐車していると、いたずらをされる可能性が高くなります。

当て逃げ

コインパーキングに長期間車を停めていると、当て逃げにあうリスクも大きくなります。

コインパーキングは月極の駐車場とは違い、不特定多数の人や車が往来するからです。

運転レベルもまちまちなので、駐車時に車をぶつけられるリスクも大きい場所と言えます。

また、月極駐車場ならば停める車がある程度決まっているので、車を当てられてもある程度犯人の特定がしやすいですが、コインパーキングはどこの誰かも知らない利用者同士のトラブルとなるため、当て逃げされると犯人の特定が極めて困難になります。

予防策としては、防犯カメラがある駐車場ならばその近くに停めるなどすれば、何かあっても映像が残る可能性があるのでおすすめです。

ただ、当て逃げされるかもしれないというリスクの根本的な解決にはなっていないので、やはりコインパーキングでの長期駐車は避けるべきです。

コインパーキングに長期間車を停めていると、当て逃げにあうリスクも大きくなります。

車上荒し

車上荒らし

コインパーキングへの長期駐車は、車上荒しにあうリスクを高めます。

入れ替わりの激しいコインパーキングの中で、ずっと停まっている車は目立ってしまうからです。

ずっと放置されている車は、車上荒しの犯人から見れば持ち主が現れる可能性も低く、ターゲットにされる危険性があります。

また、何日にも渡って複数回車上荒しのアタックをされれば、どれだけセキュリティを強化していても破られてしまう可能性が高いでしょう。

やむを得ずコインパーキングに長期駐車する場合は、毎日様子を見に行くなど車の異変にすぐ気付けるような対策をすることが大切になってきます。

また、停める場所も出来るだけ人通りの多いところや、照明で明るく照らされているところを選ぶなど、自衛策も必要です。

実際に筆者もコインパーキングで車上荒しをされた現場を何度か目撃しています。

コインパーキングへの長期駐車は、車上荒しにあうリスクを高めます。