パール金属の鉄フライパンでホットケーキを焼きました

  • 鉄フライパンはくっつかないの?
  • 鉄フライパンでホットケーキは焼けるの?
  • 鉄フライパンの使い方やお手入れの方法は?

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 鉄フライパンでホットケーキを焼きました
  • 焼く前にしたほうが良い事
  • 焼いた後にしたほうが良い事

筆者は鉄のフライパンを愛用しています。

何もコーティングされていない鉄のフライパンは、食材がひっついたり、錆が発生しやすいなど取り扱いが難しい面もあります。

しかし、うまく使いこなす事が出来れば、鉄ならではの耐久性の高さもあって、一生ものの道具として使い続ける事が出来ます。

今回は、そんな鉄のフライパンでホットケーキを焼いてみましたので、その使用感や感想などをご紹介します。

パール金属の鉄フライパンでホットケーキを焼きました

材料の計量から始めます
ボウルの重量が出ました
ゼロリセットを行いボウルの重量を差し引きます
薄力粉160g
砂糖40g
膨らみのもと、ベーキングパウダー
8g 入れます
塩を1.5g加えます
泡立て器で空気を含ますようによく混ぜます
卵1個と牛乳110mlを用意します
焼く直前に卵と牛乳を入れます。水分が入るとベーキングパウダーが反応してガスが出ますので、時間が経った生地は膨らみにくくなります。
ヘラなどでざっくりと混ぜます。混ぜ過ぎは膨らみが弱くなる原因になります。
バターを溶かしたフライパンに一気に流し込みます
しばらくするとガスがプツプツと出てきます
穴が開いてきたら裏返します
少し焦げてしまいましたが、裏返しに成功しました
両面ともよく焼いたらお皿に移します
ケーキのように切り分けてから、ハチミツ・シナモン・ジャムなどで頂きます

鉄のフライパンでホットケーキを焼いてみました。

ホットケーキ2枚分の材料を一気に焼き、目指すところはぐりとぐらのホットケーキだったのですが、膨らみが弱く少し焦げてしまったので、ぐりとぐらのホットケーキとは言えない結果となりました。

今回は市販のホットケーキミックスは使わず、小麦粉や砂糖などの材料を自分で配合して作りました。

鉄のフライパンで大きいホットケーキを焼いたらうまく焼けるのか?くっつくのかくっつかないのか?といった部分に注目して見て頂けると幸いです。

鉄のフライパンでホットケーキを焼いてみた件についてご紹介します。

焼く前にしたほうが良い事

フライパンをコンロに置きます
火をつけて少し煙が出るくらいまでフライパンを温める事で、鉄に結合した水分を完全に飛ばします。

鉄のフライパンで焼く前にしたほうが良い事についてご紹介します。

鉄フライパンを出してきてすぐに焼きはじめてしまうと、引っ付いたりうまく焼けなかったりする可能性が高くなります。

まず、鉄フライパンを火にかけて表面に結合した水分を飛ばします。

鉄という素材は、空気中の水分と結合してしまい、保管中に水分を含みます。

公園にある鉄棒を思い出して欲しいのですが、いつも黒々としていて、少ししっとりしてはいないですか?

その水分が結合したままの状態で焼き始めてしまうと、焼く物のたんぱく質と水分が反応して引っ付きやすくなります。

鉄フライパンの表面から少し煙が出るくらいまで加熱して水分を飛ばしたうえで、油を引いて焼き始めるのが鉄フライパンをうまく使うコツです。

すこし面倒臭いですが、食材が引っ付いてボロボロにならない為にも、この工程は行ったほうが良いです。

鉄のフライパンで焼く前にしたほうが良い事についてご紹介しました。

焼いた後にしたほうが良い事

使い終わったら温かいうちに金属タワシと水で洗います
洗った後の水分がついたフライパンをコンロで熱して、水分を完全に飛ばします。
火は強火で大丈夫です
表面に油を塗ります。錆の防止効果と次回使う際に引っ付きにくくなります。
油が付いてギトギトになっているので、袋でカバーをします。

それでは最後に、焼き終わった後にしたほうが良い事についてご紹介します。

この工程を行う事で、いつまでも美しく、錆や汚れの無い、引っ付きにくい鉄フライパンを維持する事が可能となります。

まず、焼いた後はフライパンが熱いうちに水と金属タワシで汚れを洗い流します。

鉄のフライパンはコーティングがされていない事がほとんどなので、金属タワシでゴシゴシこすっても問題ありません。

また、洗剤は基本的には使用しません。

鉄フライパンに馴染んだ油が洗剤によって剥がされてしまい、次回焼く時に引っ付きやすくなる可能性がある為です。

不潔と思われる必要は無く、鉄フライパンは焼く前に空焼きして水分を飛ばす際に高温となり、菌などは死滅します。

洗った後は、火にかけて水分を飛ばし、何でも良いので油で表面をコーティングしてから、袋に入れて収納します。

油を塗るのは、錆を防ぐ為と次回使用するまでに油を馴染ませて引っ付きにくくする為です。

袋に入れて保管するのは、油が塗ってあるフライパンに害虫が寄ってくるのを防ぐ為です。

少し手間はかかりますが、こうする事で次回使う時までベストなコンディションを保つ事が出来ます。

焼き終わった後にしたほうが良い事についてご紹介しました。