このような疑問に、鉄フライパンを使用しての料理歴5年目の筆者がお答えします。
パール金属の鉄フライパンでホットケーキを焼きました


















パール金属の26cm鉄フライパンで大きなホットケーキを焼いてみました。
食材がひっつきやすい鉄のフライパンで、大きなホットケーキを焼くとどうなるのか、実践してみました。
今回は、市販のホットケーキミックスは使わず、小麦粉や砂糖などの材料を計量し自分で配合して作りました。
一般的に、食材がひっつきやすいとされている鉄のフライパンで、大きいホットケーキを焼いたらうまく焼けるのか?くっつくのかくっつかないのか?といった部分に注目して見て頂けるとうれしいです。
筆者は、鉄フライパンを使い続けて5年目になり、管理方法やメンテナンス方法が分かってきて鉄フライパンにも油が馴染んできたことで、どんな食材を焼いてもひっつくことは無くなりました。
焼く前にしたほうが良い事


鉄フライパンを使用するにあたり、食材を焼く前にしたほうが良い事についてご紹介します。
鉄フライパンを出してきてすぐに焼きはじめてしまうと、引っ付いたりうまく焼けなかったりする可能性が高くなってしまいます。
まず、何も食材が入っていない状態の鉄フライパンを火にかけ、ある程度の温度になるまで熱することで、鉄フライパンの表面に結合した水分を完全に飛ばします。
鉄という素材の特性上、空気中の目に見えない水分と結合しやすく、表面が乾いているように見えても実際は僅かに水分を含んでいる状態となります。
公園にある鉄棒を思い出して欲しいのですが、鉄棒の鉄はいつも黒々としていて、少ししっとりとしてはいないでしょうか?
鉄に水分が結合したままの状態で食材を焼き始めてしまうと、焼く物のたんぱく質と水分が反応してしまい、結果として鉄フライパンと食材が引っ付きやすくなってしまいます。
鉄フライパンの表面から少し煙が出るくらいまで加熱して、鉄に結合した僅かな水分を完全に飛ばしたうえで、油を引いてから食材を焼き始めるのが鉄フライパンをうまく使うコツとなります。
一度加熱する手間が少し面倒ではありますが、食材が鉄フライパンに引っ付いてボロボロにならない為にも、この工程は行ったほうが賢明です。
焼いた後にしたほうが良い事





それでは最後に、焼き終わった後にしたほうが良い事についてご紹介します。
この工程を行う事で、いつまでも美しく、錆や汚れの無い、食材が引っ付きにくい鉄フライパンを維持する事が可能となります。
まず、食材を焼いた後の鉄フライパンがまだ熱いうちに、水と金属タワシで汚れを洗い流します。
鉄のフライパンは、表面にコーティングがされていない事がほとんどですので、金属タワシでゴシゴシこすって洗っても問題はありません。
また、食器用洗剤などの洗浄料は基本的には使用せずに洗っていきます。
洗剤を使用することで、鉄フライパンにせっかく馴染んだ油が界面活性剤の効果で剥がれてしまい、次回食材を焼く時に引っ付きやすくなる可能性がある為です。
洗剤を使わないからといって不潔になることはなく、鉄フライパンは食材を焼く前に空焼きして水分を飛ばす工程があるので、高温となり菌などはその時点で殺菌されます。
水と金属タワシで洗った後は、火にかけて水分を飛ばし、何でも良いので油で表面をコーティングしてから、袋に入れて収納します。
保管前に油を塗る理由は、錆を防ぐ為と次回使用するまでに油を馴染ませて引っ付きにくくする為です。
袋に入れて保管するのは、油が塗ってあるフライパンに害虫が寄ってくるのを防ぐ目的もあります。
少し手間はかかりますが、このように管理することで、鉄フライパンに油が少しづつ馴染んでいき、どんどん食材がひっつきにくいフライパンに成長させていくことが出来ます。

