
このような疑問にお答えします。
私は2015年式の後期型サクシード(1500ccFFCVT)を仕事とプライベートの両方で使用しています。
年間の走行距離は約2万キロほどで、その間に得られた実際の情報を皆さんに発信しています。
サクシード(プロボックス)の車検について
サクシード(プロボックス)の車検について解説します。
私が乗っているサクシードは160系と呼ばれ後期型になります。
後期型は全て4ナンバーの貨物車となり、車検は1年ごととなります。
毎年車検ですが、その分1回当たりの費用は安く、業者にお願いする場合でも追加整備がなければおよそ4万円~6万円ほどで車検を通す事が出来ます。
イメージとしては、乗用車の2年に1回の車検費用の、およそ半分で車検を通す事が出来ます。
プロボックス・サクシードは基本的に毎年車検ですが、1回当たりの費用は安いです。
整備内容
ここでは参考までに、先日私が通した車検の整備内容をご紹介します。
今回の車検は、車を購入したお店にお願いしました。
今回の車検では、法定整備・点検の他に、車検時の定番交換部品とも言えるブレーキフルード交換とワイパーゴム交換、予防整備でCVTフルード交換もお願いしました。
また、今回お店のお心遣いにより、ブレーキドラム塗装、シャシブラックによる防錆塗装、ブレーキパッドの研磨、タイヤの前後ローテーションも行って頂けました。
それぞれの項目に分けてご紹介していきます。
法定整備・点検


















法定整備・点検では、主にエアクリーナーの汚れ具合の点検や、前後ブレーキの分解・点検・清掃、また各ブーツの破損・オイル漏れの有無などを点検して頂きました。
エアクリーナーは約1年前に新品に交換していたので、問題ありませんでした。
ブレーキは基本的には問題無かったのですが、パッドとシューとブレーキドラムに若干の焼けがあり、サンドペーパーで研磨してもらいました。
そうすることで、ブレーキのタッチが良くなるようです。
またブーツの破損やオイル漏れも無く、特に異常はありませんでした。
私のサクシードは6年落ちの走行距離が約12万キロですが、状態は良いようで特に不具合はありませんでした。
追加整備



今回の車検では追加整備として、ブレーキフルードの交換とワイパーゴムの交換、そしてCVTフルードの交換を依頼しました。
ブレーキフルードとワイパーゴムは車検時の交換部品として定番ですが、CVTフルードは珍しいかも知れません。
1年ほど前にトヨタ純正CVTフルードで全量交換しているのですが、毎日ハードに仕事で使っていることもあり、車検時に交換する事にしました。
今回はトヨタ純正ではなく、ワコーズのCVTフルードで、全量交換ではなく、ドレンから抜けた分だけ新油を補充するかたちを取りました。
これから車検毎にこの方法でCVTフルードを少しずつ交換していくつもりです。
また、ワコーズのCVTフルードに交換後は、今まで感じていた低速でのギクシャクした動きが少なくなりました。
もしかしたらトヨタ純正フルードよりも良いのかも知れません。
今回の車検では追加整備として、ブレーキフルード交換、ワイパーゴム交換、CVTフルード交換を行いました。
その他の整備








その他の整備としては、シャシブラックによる足回りの防錆塗装、ブレーキドラムシルバー塗装、タイヤ前後ローテーションとなります。
これらの整備は全て車検をお願いした車屋さんが善意で行って頂きました。
この辺りはやはり、車検をお願いするお店選びも大事だと言う事だと思います。
こちらから特に言わなくても、気が付いて処置をしてくれる車屋さんは強い見方だと思います。
ただ書類だけで車検を通すやり方とは全く異なります。
その他の整備として、シャシブラックの足回り防錆塗装、ブレーキドラムシルバー塗装、タイヤ前後ローテーションを行いました。
車検費用
今回の車検費用は、全て込みで約65000円でした。
法定費用だけで追加整備が無ければ、おそらく5万円辺りの金額になったと思います。
追加整備分のブレーキフルード交換が部品と工賃で約4000円ほど、ワイパーゴムがフロントの2本のみ撥水タイプで約3000円ほどでした。
CVTフルード交換がワコーズのCVTフルードを使用し、1リッター当たり1800円のフルードを3リッター使いましたので、約6000円ほどでした。
金額的には、毎年車検となるので安くも高くもない印象ですが、毎年車検で点検を受けることによって、故障箇所の早期発見などに繋がることもあり、良い面もあります。
車検を受ける手間は掛かりますが、定期的にメンテナンスをして長く同じ車に乗り続けたい方にとっては、毎年車検も悪くないのかもしれません。
今回のサクシードの車検費用は、全て込みで約65000円でした。