12万キロ以上走行したサクシード(プロボックス)の車検内容や費用について

  • プロボックスやサクシードの車検費用は大体いくらくらいかかるの?
  • 車検毎に整備をするべき場所やポイントなどはあるの?
  • 追加整備にかかるおおまかな費用はいくらくらいなの?

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

  • サクシードの車検を通しました
  • 追加整備した箇所について
  • 車検に必要な費用について

私は2015年式の後期型サクシード(1500ccFFCVT)を仕事とプライベートの両方で使用しています。

年間の走行距離は約2万キロほどで、その間に得られた実際の情報を皆さんに発信しています。

サクシードの車検を通しました

車検時の定番、ブレーキの分解清掃です
ドラムブレーキのバックプレートにグリスアップします
ブレーキシューの残量もまだ十分にありました

サクシードの車検を、車を購入したお店にお願いして通しました。

サクシードは貨物車なので毎年車検となり、車検満期の時期が来た為です。

毎年車検ですが、費用は乗用車の2年車検と比べて安いので、トータルでは同じくらいだと思います。

ただ、毎年車検に出す手間は掛かるので、その点では面倒くさいかも知れません。

今回の車検はサクシードを中古で購入してから2回目の車検となります。

2015年式なので、今年で7年落ちの走行距離は約125000キロです。

良い事があまり無いような貨物車の毎年車検ですが、最低でも1年に1回は車の状態をプロの整備士さんに見てもらえる事になるので、故障個所や劣化箇所の早期発見に繋がる可能性が高くなるというメリットもあったりします。

サクシードの車検を、車を購入したお店にお願いして通しました。

追加整備した箇所について

ドレンから古いCVTフルードを排出します。約2リットル出ます。全量の3分の1程度です。
フィラーボルトを外しポンプで新油を注入していきます。抜けた量と同じ約2リットル入れました。
エアコン配管にマニホールドゲージを接続し、ワコーズパワーエアコンを施工します。
低圧側と高圧側の圧力が正常な範囲に入っている事を確認し、施工完了となります。

今回の車検は、ブレーキフルード交換のような基本的な車検整備の他に、追加で整備をお願いした箇所がありました。

サクシードは仕事で使用しており年間の走行距離も1万から2万キロ程度と多めです。

今のところ特に不具合は無かったのですが、壊れてしまうと困ってしまうので故障予防という意味で追加整備をお願いしました。

前回の車検時に循環式で交換したCVTフルードを、今回の車検でも交換しました。

ドレンから抜けた分だけ新油を補充する循環方式で交換し、使用したフルードはワコーズのCVTフルードプレミアムSです。

また、エアコンのメンテナンスとしてワコーズのパワーエアコンプラスを施工してもらいました。

特にエアコンの効きが悪いということは無かったのですが、年式も7年落ちとなり走行距離も12万キロ以上となってきましたので、エアコンコンプレッサーを労わる意味で施工をお願いしました。

追加整備をしてもらった後は、CVTがより滑らかに静かになり、エアコンの効きも良くなりエアコン使用時の加速感も向上しました。

他に気になった点としては、エアクリーナーとワイパーゴムの交換が必要かどうかという事がありました。

エアクリーナーはサクシードを中古で購入して10万キロ時点で一度新品に交換しており、そこから距離も2万キロと少ししか走っていなかったので、今回は清掃のみで再利用する事にしました。

また、ワイパーゴムは撥水タイプを使用しており、通常タイプより持ちが良いことや拭き取りにも特に問題が無かったので交換は見送りました。

予防整備はどこまでやるかが問題です。

やり過ぎ・やらな過ぎもダメで、車の使用状況に合わせて行うのがベストだと思いますが、私個人的にはCVTフルードの交換は車検時に行う予防整備としてはおすすめです。

今回の車検は、ブレーキフルード交換のような基本的な車検整備の他に、追加で整備をお願いした箇所がありました。

車検に必要な費用について

毎年車検でこの金額なので、乗用車と同じくらいでしょうか。

今回の車検で掛かった費用についてご紹介します。

自賠責保険や重量税・印紙代の法定費用は、どこのお店でもユーザー車検でも金額は同じなので参考になると思いますが、代行料や点検整備代に関してはお店や受ける方法によって違ってきますので参考程度にお考え下さい。

私のサクシードは2015年式で普段は仕事に使用しており、7年落ち125000キロ走行時点での車検という事になります。

まず法定費用として自賠責保険が1年間で14280円、重量税が5000円、印紙代が認証工場での車検でしたので1700円でしたので、法定費用の合計は20980円となります。

次に代行料が14080円、基本整備料金が19800円で、両者の合計が33880円となり、法定費用と合わせて54860円が車検に必要な最低限の金額となります。

今回はさらに追加整備でCVTオイル交換とパワーエアコン施工をお願いしたので、CVTオイル2リットル4000円と、パワーエアコン1缶3000円が追加されます。

また、ブレーキフルードの交換を車検毎に行っているので、交換代金の3300円が加算されます。

追加整備代の合計は10300円で、全て合わせた合計の金額は65160円となり、これが今回の車検に掛かった最終的な金額となります。

ただ、追加整備の工賃は車検と同時という事でサービスされておりますし、部品代も他と比べて安いと思いますので、その辺りは参考程度にお考え下さい。

今回の車検で掛かった費用についてご紹介しました。