このような疑問に、プロボックス・サクシード歴11年目の筆者がお答えします。
後部座席にチャイルドシートの金具がありません
サクシード(プロボックス)の後部座席には、ISOFIX(アイソフィックス)と呼ばれるチャイルドシート固定用の金具がありません。
おそらく貨物車という性格上、後部座席を折り畳んだ状態で乗る事を想定されており、チャイルドシートの固定に使用するISOFIX(アイソフィックス)の装着を省略されている可能性があります。
ISOFIX(アイソフィックス)とは、チャイルドシートをシートベルトで固定するのではなく、チャイルドシートと車を専用の金具でカンタン・確実に取付けることができる固定方法です。
2012年7月以降に発売された新車には、ISOFIX(アイソフィックス)の取付金具の装着が義務化されています。
筆者のサクシードは2015年式なので、法律的にはISOFIX(アイソフィックス)の取付金具があるはずなのですが、後部座席を隅々まで探してもありませんでした。
純正オプションのチャイルドシートはどうなっているのか気になって調べたところ、シートベルトによる3点固定式のみのラインナップとなっていましたので、サクシード(プロボックス)にはISOFIX(アイソフィックス)の取付金具は無い状態が正常なのだと思われます。
もし、プロボックスやサクシードに小さなお子様を乗せる機会がある場合には、チャイルドシートはシートベルト固定式のみ使用出来ると覚えておいたほうが良いかも知れません。
後部座席の背もたれの角度がきついです




サクシード(プロボックス)の後部座席は、背もたれの角度が急でお世辞にも快適とは言えません。
貨物車という性格上、荷室を広く取らなければならず、スペースの関係で後部座席の背もたれの角度が起き上がってくるのは仕方の無い事だと思います。
また、貨物車は後部座席を折り畳んで使用する事が多く、折り畳む事を前提にクッションが薄めに設計されている事もあり、快適性は犠牲になっています。
乗用車と比べると背もたれが起き上がっているので、長距離・長時間のドライブは苦痛に感じる人が多いと思います。
実際に筆者も、我が家にある軽自動車のダイハツムーヴカスタムの後部座席と比較しても、サクシードの後部座席は狭くて乗り心地が悪く、快適性は低いと感じています。
前期型のサクシードやプロボックス(特にバンモデルのプロボックス)は、さらに背もたれの角度が急でクッションも薄かったです。
それと比較すると後期型のサクシードやプロボックスの後部座席は、背もたれの角度も若干倒れましたし、クッションも厚くなりかなり快適にはなりました。
しかし、乗用車の後部座席と比較すると見劣りする部分が多く、同じような快適性は望めません。
乗り心地が固めです
サクシード(プロボックス)の乗り心地は固めで、乗用車と比較すると快適とは言えません。
サクシードやプロボックスは貨物車なので、荷物を積む事を前提に設計されており、足回りが固めにセッティングされている為です。
プロボックス・サクシードの最大積載量は400キロなので、それに合わせて足回りも固めにセッティングされています。
特に乗り心地が悪く感じるのは、あまり荷物を乗せずに、人間も運転席に1人だけ座るといったケースで、足回りの固さに対して負荷が小さくなるので、ちょっとした段差で跳ねるような動きを見せがちです。
逆に、ある程度荷物や人を乗せて足回りに負荷がかかる状態のほうが、固めの足回りとのバランスが取れて乗り心地が良くなる傾向になります。
プロボックス・サクシードは、前期型の時と比べて後期型はかなり乗り心地が良くなりました。
前期型と後期型の両方に乗った経験のある筆者の個人的な感想では、前期型はトラックに近い乗り心地で、後期型は乗用車に近い乗り心地だと感じていますが、それでもやはり足回りが固めである事には変わりなく、乗用車のような乗り心地は期待できません。
トラックなど重たい荷物を積む車全般に言える事ですが、車を造るメーカーは当然ながら1番多く荷物を積んだ状態に合わせて足回りを設計している為、荷物を積んでいないような軽い状態だと、バランスが取れずに跳ねてしまい乗り心地が悪くなってしまう傾向があります。

