このような疑問に、プロボックス・サクシード歴11年目の筆者がお答えします。
2021年5月第3週目の実燃費



2021年5月第3週目の実燃費は、燃費計の値で16.4キロ/リットル、満タン法の計算では走行距離÷給油量で16.20キロ/ リットルという結果になりました。
平均燃費計の値
16.4キロ/リットルでした。
ちなみに、筆者のサクシード(2015年式、排気量1500cc、駆動方式FF、トランスミッションCVT、グレードTX)のカタログ燃費はJC08モードで18.2km/lとなっています。
ハイブリッドではありません。
走行距離と平均燃費計は、前回の満タン給油時にリセットし、今回の満タン給油までの期間の値を示しています。
前回ご報告した2021年5月第1週目の実燃費、燃費計読みで18.5キロ/リットル、満タン法の計算では約17.97キロ/リットルの値よりも、約2キロほど燃費が悪化しています。
燃費に関する捕捉としては、常に仕事用の荷物を100キロほど荷室に積み、1名乗車で走っています。
排気量と駆動方式が同じであれば、プロボックスもサクシードもほぼ同じ車種ですので、プロボックスの実燃費としても参考になるかと思います。
走行した場所や環境
エアコンの多用
2021年5月第3週目は、エアコンを多用しました。
以前に5月第1週目分として平均燃費を計った時は、燃費計読みで18.5キロ/リットルでした。
その時期は昼間でも気温が上がらず、エアコンを使用しなくても快適に過ごせました。
しかし、第3週目の今回は、昼間では夏日のように気温が上がり、エアコンを多用しました。
今回の場合はさらに雨の日も多かったので、窓の曇り止めの為にエアコンを使用したことから、2キロ/リットルの悪化という結果になったのだと思います。
気温の上昇
5月も後半になり、気温が急上昇したことが燃費悪化に繋がったようです。
気温が上昇すると、エンジンの熱効率は上がるので燃費には有利なのですが、その分を差し引いてもエアコン使用における燃費の悪化が大きいです。
ヒーターのみの使用であれば、ヒーターはエンジンの廃熱を利用していますので燃費の悪化には繋がりにくいです。
しかし、エアコン(クーラー)となると、コンプレッサーの抵抗がエンジンに負担となり燃費が悪化します。
筆者の後期型サクシードは、エアコンコンプレッサーが可変容量式となり、燃費に対する影響が少なくなるように配慮された設計になっていますが、結果的には平均燃費が大幅に低下しました。