このような疑問に、プロボックス・サクシード歴11年目の筆者がお答えします。
シートの高さ調整について


プロボックス・サクシードの運転席シートは高さを調整できます。
プロボックスは商用車のため、どんな身長の人でも運転しやすいように、運転席のみ高さが調整出来るようになっています。
高さ調整の仕方は、シート右側の大きなレバーを上下に動かすことで行います。
すぐ近くの小さい方のレバーは、シートのリクライニング用です。
座ったままでも調整できますが、レバーの動きが少し重くなります。
シートのリクライニング


プロボックス・サクシードのシートのリクライニングは、ほぼ水平まで倒せます。
車内で休憩する時などは、シートの背もたれがより大きく倒せたほうが快適で便利です。
前期型のプロボックス・サクシードは、リクライニングの角度が浅く水平近くまで倒すことは出来ませんでした。
後期型になり、倒せる角度が増えてほぼ水平まで倒せるようになりました。
ただし、後部座席をフラットにした場合は、リアシートの座面が干渉するため、背もたれを倒せる角度が大幅に減ります。
ステアリングのチルト機構




プロボックスのステアリングには、チルト機構が備わっており、上下の位置を調整出来ます。
上下にステアリングの位置を調整出来るので、運転する人の身長や体格に合わせることができて便利です。
チルト機構は、ステアリングの上下の高さを変えることが出来る機構ですが、別にテレスコピック機能というものもあり、こちらはステアリング位置を前後方向に調整出来る機能ですが、プロボックス・サクシードには装備されていません。
ステアリング横のレバーを手前に倒すことで、ロックが解除され上下の位置調整が可能になります。
調整が終わりましたら、レバーを元の奥側に戻してロックします。
シートの前後の位置調整について


プロボックスのフロントシートの前後位置調整範囲は、およそ30センチ弱ほどあり写真のように大幅に変えることができます。
身長や体型に合わせて、シートの前後位置を調整できます。
一番後ろの位置にすると、身長170センチ弱の私ではアクセルやブレーキペダルに足が届かない状態となります。
逆に一番前にすると、窮屈過ぎて座れません。
調整の仕方は、フロントシートの前下にあるレバーを、上に持ち上げて前後に調整するタイプです。