このような疑問に、部屋にはテーブルと布団のみという、超ミニマリスト生活を経験した筆者がお答えします。
外へ出掛けたくなる
物を減らしてミニマリストになると、外へ出かける頻度が確実に上がります。
家にいてもテレビも何も無いので、自然と外へ出掛けたくなるからです。
筆者の場合は、冷蔵庫も無く例えばアイスが食べたくなったなら、その都度近所のスーパーに買いに行くしかなく、結果的に外出していました。
ミニマリストになる前は、テレビやゲーム機を持っていましたので、休日には家で一日中テレビを観たりゲームをして過ごし、後悔することもありました。
ミニマリストになり、テレビやゲーム機を手放すと、強制的に家でだらだらと過ごすということが無くなります。
集中力が増す
ミニマリストになり家の物が減ると、物事に集中しやすくなります。
物があることによって、消費していた維持・管理の手間から解放されるためです。
極論ですが、物が無ければ掃除する手間も、消耗品を交換する手間も全くありません。
結果として自分の自由な時間が増え、物からの変な誘惑も無いので、例えば資格の勉強などをするには最強な環境になります。
勉強だけではなく、何か1つのことに集中したい時は、周りの物を減らすことで集中しやすい環境に出来る場合があります。
テレビやゲームなどの娯楽に関する物は、減らすことで確実に集中しやすい環境になります。
洗濯機や冷蔵庫、ロボット掃除機などは時短家電なので、残しておくことでより多くの自由な時間を確保することに繋がるでしょう。
生活の自由度が増す
物を減らすと、生活の自由度が爆増します。
物が少なく身軽なことは、自由に動くうえで一番大切な要素だからです。
ミニマリストで物が少ないと、狭い部屋でも暮らすことができます。
引っ越しも楽に出来ますし、いつでもどこでもすぐに移動出来るというのは、かなり精神的な自由度が高い状態です。
反対に物が多ければ、広い部屋でなければ暮らせず、引っ越しも容易ではなく、大幅に移動の制限が掛かってきます。
いつでもどこでも、好きな場所に移動出来る遊牧民的な生活が、筆者が考える究極の自由だと思います。
お金が減らない
物を減らすと、お金が減らなくなります。
物を所有し、維持・管理していくのにはお金がかかるからです。
消耗品の交換や修理費用など、様々な出費がありますし、置いておくだけでも部屋のスペースをとるので、その分の家賃がかかっていることになります。
また、テレビを手放せば当たり前ですがNHKの受信料もかからず、冷蔵庫を手放せば電気代は確実に下がります。
家計に占める固定費を減らすことが出来ますので、長期的に見るとミニマリストはかなり節約できるライフスタイルだと思います。