ゲート式コインパーキングを利用する際に注意すべきこと6選

  • ゲート式のコインパーキングを利用する際に気を付ける事はあるの?
  • ゲート式のコインパーキングでやってはいけない事ってあるの?
  • 駐車券の取り扱いで注意すべきことはある?

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 精算後に車を下げない
  • 駐車券を紛失しない
  • 駐車券の取扱いに注意する
  • 混雑時の精算は避ける
  • 空車だから入れるとは限らない
  • 出庫時の歩行者や車に注意

プライベートで毎日のようにコインパーキングを利用している筆者が、自らの体験と経験を元に情報を発信しています。

また、コインパーキング業界に10年以上在籍している知人から聞いた情報を元に、記事を編集しています。

皆様のコインパーキングにおける疑問やトラブルに少しでもお役に立てれば幸いです。

精算後に車を下げない

精算完了後にゲートバーが上がってから、車を後ろに下げてはいけません。

車を後ろに下げてしまうとセンサーが反応し、1度開いたゲートバーが再び閉じてしまいます。

このようにしてゲートバーが閉じてしまっても、精算機から手元に駐車券が戻ってくる訳ではありません。

よって、こうなってしまうと管理会社に電話して事情を説明し、遠隔操作でゲートバーを開けてもらうか、警備員の到着を待つしか手段が無くなります。

精算後は車を出すだけだし、精算後に車を下げる事なんて無いだろうと思われるかも知れません。

しかし、実際には結構よくあることのようです。

例えば、精算時に誤って硬貨を地面に落としてしまい、それを拾おうとして車を下げてしまうケースです。

もしお金が地面に落ちてしまっても、一旦車を出してから拾いに行くなど、出庫することを優先した対応が重要になってきます。

精算完了後にゲートバーが上がってから、車を後ろに下げてはいけません。

駐車券を紛失しない

駐車券の紛失には特に気を付ける必要があります。

駐車券には入庫した日時が記録されており、紛失してしまうと入庫した日時を証明する物が無くなるからです。

一体いつから停めていたのか分からなくなりますので、高額料金や駐車券紛失のペナルティ料金を請求される可能性があります。

考え方としては電車の切符と同じで、無くしてしまうとどこから乗車したのか分からなくなるので、その全区間分の料金を請求されるなどされます。

駐車券は車の分かりやすい場所に置いておくか、持ち歩く場合は財布の中に入れておくなど、紛失しないように気を付けましょう。

駐車券が無くても入庫した日時くらい分かるだろうと思われるかも知れませんが、防犯カメラ等が仮にあったとしても、写っていないケースもありますし、そもそもそこまで調査してくれる管理会社も稀です。

また、ほとんどの約定看板には駐車券紛失に対する取扱いが明記されており、ペナルティ料金が請求される旨の記載がある事がほとんどです。

駐車券の紛失には特に気を付ける必要があります。

駐車券の取扱いに注意する

駐車券は紙製の磁気カードの場合が多いので、取扱いには注意する必要があります。

折り曲げや破れがあった場合は、精算機に入れた時に内部で詰まってしまう可能性が高くなります。

磁石などの強い磁気の影響で、駐車券の磁気データが破損した場合は、精算機に入れても読み取らなくなる可能性が高くなります。

駐車券をそのままの形でポケットなどに入れて持ち歩くと、折れ曲がったり破れたりする危険性が高くなります。

磁気データ破損に関しては、特にスマホや携帯電話などと密着した形で、駐車券をポケットなどに入れて持ち歩くと、磁気の影響で駐車券の磁気データが破損する可能性が高くなります。

ではどうすれば良いかと言うと、駐車券は車の中に置いておくか、持ち歩く場合でも財布の中等に入れて大切に保管しておく事をおすすめします。

駐車券は紙製の磁気カードの場合が多いので、取扱いには注意する必要があります。

混雑時の精算は避ける

車が並んでいるような、混雑時に精算を行う事は避けたほうが無難です。

精算機で何かトラブルがあった時に、後ろに車が並んでいると下がる事も出来ずに大変だからです。

精算機で精算する際によくあるトラブルとして、駐車券が詰まってしまったり、紙幣や硬貨が詰まってしまい出庫が出来ない事があります。

もし混雑時の後ろに車が何台も並んでいる状態で、先頭の自分が精算機のトラブルに巻き込まれた場合、後ろに車を下げる事も出来ません。

もし下げる場合は、後ろの車に下がってもらうようにお願いしなければならないでしょう。

精算機で何かトラブルがあっても慌てる事の無いように、混雑時を避けて精算する事も二次トラブルを防ぐ為には大切です。

車が並んでいるような、混雑時に精算を行う事は避けたほうが無難です。

空車だから入れるとは限らない

ゲート式のコインパーキングに空車のスペースがあっても、必ずしも入庫出来るとは限りません。

ゲート式のコインパーキングの中には、時間貸しの他に月極の契約車両が存在している場所もあるからです。

空車のスペースがあっても、そこは月極の契約車両が停める為に空けてあるので、コインパーキングの利用者が入庫する事は出来ません。

また、同じ理由で満車の時に1台出庫する車両があったので入れるかと思いきや、その出庫した車両が月極であればコインパーキング利用者は入庫する事が出来ません。

ゲート式のコインパーキングには月極も併用しているところもある、という事だけでも知っていると、トラブルを未然に防止出来ます。

ゲート式のコインパーキングに空車のスペースがあっても、必ずしも入庫出来るとは限りません。

出庫時の歩行者や車に注意

出庫する際は、歩行者や車が来ていないか注意する必要があります。

事故の原因になる事はもちろんですが、出庫後に歩行者や車が来た際に、慌てて車を下げるとすでに閉まったゲートバーに接触する危険性がある為です。

車がゲートバーをくぐり終えた時点で、再びゲートバーは閉まりますので、それを忘れて歩行者や車が来たからといって車を下げると、後方の閉じたゲートバーに接触するという流れです。

このような事故は実際にはかなり多いらしく、ゲートバーが折れる原因の大半がこのような事故と言えるほどのようです。

出庫する際は、歩行者や車が来ていないか注意する必要があります。