トヨタ純正CVTフルード使用!サクシード(プロボックス)のCVTフルード交換

プロフィール
purosaku24

コンパクトカー・スポーツカー・大排気量セダン・商用車など、今まで7台の車に乗ってきました。
車を改造し過ぎてすぐに壊したり、調子に乗って事故を起こしたりと、失敗もたくさんしてきました。
大学では自動車部に所属、車の整備・改造はもちろん、レーシングカートをしたり、峠やドリフトなどストリートに参加したりしていました。
現在、商用車のトヨタサクシードに乗っています。
過去にはプロショップのレース車で、サーキット走行会や耐久レースにドライバーとして参加するなど、経験を積んできました。
このような経験や知識を活かして、少しでも皆様のお役に立つ情報を発信していきたいと考えています。

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  • トヨタ純正CVTフルードの性能と価格は?
  • CVTフルードの交換は必要なの?
  • CVTフルードの交換はどんな効果があるの?

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

  • CVTフルード交換の費用
  • 燃費への効果
  • 走りへの影響

私はサクシードを仕事とプライベートで使用しており、月平均1800キロ、年間2万キロ弱走ります。

実走で得られた情報や実績を当ブログで発信しています。

今回は、サクシードのCVTフルードをトヨタ純正に交換しましたので、その費用や効果についてご紹介しようと思います。

CVTフルード交換の費用

トヨタサクシード(プロボックス)のCVTフルード交換費用は、工賃が12000円、トヨタ純正CVTフルードが1リットルあたり1000円で、今回は8リットル使いましたので8000円、合計20000円でした。

今回は、車を購入したお店に交換作業を依頼し、使用するCVTフルードはトヨタ純正、交換方法は循環方式で交換してもらいました。

トヨタ純正CVTフルードを使用し、循環方式で交換してもらいました。

循環方式とは、まず古いCVTフルードをCVTミッション本体のドレンボルトを外して排出し、出てきた分と同じ量の新油を入れて少しずつ交換していく方法です。

この方法を2回、3回と繰り返し行っていくことで、新油の比率を高めていくということです。

循環方式で交換することのメリットは、少しずつ新油と入れ替わるので、CVTフルード交換によるトラブル発生のリスクをある程度低く抑えることが出来る点です。

今回は費用の関係もあり2工程で終了しましたが、以降は毎年ある車検ごとに循環方式でCVTフルードの交換をしています。

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交換費用に関しては、車を購入したお店で購入後すぐに交換を依頼したので、工賃や油脂類の価格は少しだけサービス価格になっています。

トヨタサクシード(プロボックス)のCVTフルード交換費用は、工賃が12000円、トヨタ純正CVTフルードが1リットルあたり1000円で、今回は8リットル使いましたので8000円、合計20000円でした。

燃費への効果

CVTフルード交換前と交換後の平均燃費を比較すると、約1~2キロほど燃費が向上しました。

CVTフルードが一部新しくなったことで、CVTの伝達効率が上がったため燃費が向上したのだと思います。

循環方式で交換する際に、ドレンから抜き取った古いCVTフルードはかなり黒かったので、おそらく新車時から無交換で、約10万キロの間使用されていた可能性が高いです。

CVTは無段変速のため、フルードには変速のために滑らせる能力と、伝達効率を上げるため滑らせない能力の、およそ相反する要素が同時に求められます。

これらの要素を両立させているCVTフルードには相当な負荷が掛かることが予想され、熱などによって劣化が進行します。

おそらくですが、そのまっ黒い色から察するに、交換前のフルードは相当劣化していたのだと思います。

CVTフルード交換前と交換後の平均燃費を比較すると、約1~2キロほど燃費が向上しました。

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走りへの影響

CVTフルード交換後は、発進・加速・減速全ての場面で走りがスムーズになり、アクセルに対するレスポンスも上がりました。

循環方式による交換で、一部のCVTフルードが新油と入れ替わったことで、伝達効率が上がった為と思われます。

CVTフルード交換前は、加速・減速時に若干のもたつきがあり、特に気になったのが止まるか止まらないかの極低速域で、アクセルの踏み足しに対する車の動きがギクシャクするような動きを見せることでした。

そして交換後はというと、そのギクシャクした動きがかなり緩和され、アクセルを踏めば踏んだだけスムーズに加速するようになり、乗っていてストレスが無くなりました。

停止時からの加速時は、まるでスケートリンクを滑るような感覚で前に進んでいくので、乗り心地も良くなりました。

CVTフルード交換後は、発進・加速・減速全ての場面で走りがスムーズになり、アクセルに対するレスポンスも上がりました。